粛々とした生活

2020年4月にエンジニアに転職しました。日々の勉強したことのアウトプットや雑記などを書きます。更新頻度は超低いです。

2019.7月27日 ナンバーガール ライブ行ってきた

ナンバーガール新宿ロフトのライブに行ってきました!

ツイッターで散々ライブの熱を呟いたのですが行けてない人の身になると僕のツイートは目障りで仕方なかったと思います。すいません。

なのでブログにてライブの熱狂振りをレポってみようと思います!

 

いやぁーすごかった。

客も音も。

熱気で酸欠になって失神するかと思った。

伝説のバンドであり、皆さんそれぞれの思いでであるナンバーガール

僕の10代は鬱屈としていて、年を重ねる度に酷く内省的になっていき、そのせいで中学からの友人と喧嘩して軋轢を産み、シーンでは楽しいこともあったのですが全体を通してみると僕の青春は、孤独に怯え必死に自分を偽り続けた10代。灰色な青春を送っていました。

そんな学生時代、高校までの道のりでいつも聴いていたのがナンバーガールでした。

あの爆音とボーカルが自分の灰色がかった感情に優しく寄り添うのではなく、さらに濃いどどめ色の中に吸収してしまうような…自分で言っててよくわかりませんが、とにかくそのバンドのエネルギーに打ちのめされたのでありました。生でライブを観たい。でもバンドは当の昔に解散しており、ナンバーガールはCDや動画等の記録の中だけの存在で、もう二度と目の前に現れることは無いと思っていました。

そんな伝説のバンドが再結成するというではありませんか!

さらに運良く新宿ロフトのチケットを手に入れることができました!

もう嬉しくて嬉しくて、チケットが当たった日の興奮ったらありませんでした!

 

そして今日、ナンバーガールのライブを観てきました!

最前列から三列目の左寄りの場所をなんとか確保。スタッフからは再三ダイブやモッシュなどの危険行為は無し!と言われてましたが何のその、メンバーがでてくる際に使われるテレビジョンのマーティームーンがかかるや否や後ろの客が前方になだれ込んできました!

混乱して人の波に押し潰されないように必死にしてるところで向井が一言、「久方ぶーりぶーり!!」 いやいや…最初の台詞それでいいの?って心の中で突っ込むや否やナカケンがイントロの鉄風のベースを弾き始めました!

初っぱなから最高潮の盛り上がりを見せるオーディエンス! 僕も一緒にオイッ!オイッ!オイッ!と叫びます!!そしてもう客席は唸りに唸り例えるなら満員電車の中がサウナになっていてそれらの客が皆とんだり跳ねたり叫んだり揺れたりと、まさに阿鼻叫喚!でも楽しい!

そのままメンバーは裸足の季節、タッチ、オモイデ、ゼゲンと殺す気満々のセトリで音をぶちかましてきます。向井!お願い!一回止めて!ディレイドブレインで落ち着こう!っといっても聞く耳無し!8曲目の透明少女の頃にはもう熱で汗ダク、意識は朦朧。でも叫ぶのを辞められない!永遠にこの時間が続けば良いという思いと、早くここから抜け出したいという思いが相反している中濃密な時間が過ぎていきます。

向井のテレキャスターは相変わらず刀のような鋭さで、ナカケンのベースは耳から足元にそのまま貫通していき、アヒトのドラムは臓器を内側からうち震わします。

ひさ子さんの姿ももっと観たかったしギターも聴きたかったんだけど左側にいたのであまり聴こえなかった!残念!

そして僕の大好きなイギーポップファンクラブ!生のイギーポップファンクラブは音がギラギラで照明のせいもあり四人がギラギラ神々しく光っておりました…!

 

ここで一旦メンバーははけ、そしてアンコール。

なんとOMOIDEをもう一曲!

ブレイクの時に全員で叫ぶウォイッ!!は最高。その後トランポリンガールの後、だめ押しのI don't know。向井と一緒に全身全霊を込めて叫びましたよ…。

 

 

 

終わりました。汗でずぶ濡れ。でもめちゃくちゃ爽やかな気持ち。最高の快楽を得るには多少の苦痛は必要なのでしょう。

こんなに濃厚で熱い時間を過ごしたのは初めてだったと思います。

ナンバーガールのライブはできる限り行きたいと思います。あの爆音と熱気はこのバンドでしか感じることができません。

ライブ行くか迷ってる方へ、行ってください。

余裕で元は取れるくらいの凄まじい音なので。

今年中にせめてもう一回、できれば何度でも、ツアーをやってくれる限りナンバーガールのライブには応募しよう思っています。

あの爆音と熱気の渦にまた飲まれたい…!

よし、寝よっと!